「1年も現場を離れていたら、もう採用してもらえないんじゃないか…」
そんな不安を抱えながら転職活動をしている薬剤師さんに、まず私の話を聞いてください。
私は1年間の留学から帰国した後、転職活動をしました。当然、ブランクへの不安はありました。でも結果的に、ブランク1年は思ったほど大きなハンデにはなりませんでした。
面接でブランクについて聞かれなかった
正直に言うと、面接でブランクのことを深く突っ込まれることはほとんどありませんでした。
「留学していました」と伝えると、むしろ「どんな経験をしてきたんですか?」と興味を持って聞いてもらえることのほうが多かったです。
採用側が気にしているのは「ブランクがあるかどうか」よりも、「この人は戻ってきてちゃんと働けるか」という点です。ブランクの理由が明確であれば、それ以上でも以下でもありません。
知識のアップデートは「復職しながら覚える」が正解
帰国後、私はブランクが心配で、必死に薬の知識をアップデートしようとしました。ちょうどジェネリック医薬品が出始めた時期だったので、GEの情報を片っ端から調べて覚えようとしていました。
でも正直に言うと、復職してから仕事をしながら覚えたほうが、はるかに効率がよかったです。
実際の患者さんや処方箋があってこそ、知識は定着します。机の上で覚えようとするより、現場で「あ、これか」と体で覚えるほうがずっと早い。ブランクがあるからといって、復職前に完璧に準備しようとしなくていいんです。
機械の操作は1週間で思い出す
「調剤機器の操作を忘れてしまっていたら?」という不安も、よく耳にします。
私の実感では、最初の数日は少し戸惑うけれど、1週間もすればほぼ思い出します。
体が覚えているんです。自転車と同じです。乗っていない期間があっても、乗り始めればすぐに感覚が戻る。薬剤師の仕事もそれに近い感覚があります。
ブランク1年でも転職できる職場の選び方
ブランクがある場合、特に以下の求人は受け入れてもらいやすい傾向があります。
- 調剤薬局(小規模・地域密着型)——研修体制がある、または丁寧に教えてくれる職場が多い
- ドラッグストア(OTC中心)——調剤比率が低めで、入りやすい
- パート・派遣からスタート——まずは短時間から始めて感覚を取り戻す
最初から「正社員でフルタイム」にこだわらず、まず現場に戻ることを優先するのが、ブランクがある方への現実的なアドバイスです。
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まとめ|ブランク1年は、思っているほど怖くない
- 面接でブランクを深く聞かれることは少ない
- 知識のアップデートは復職しながらでOK、机上より現場が早い
- 機械の操作は1週間で思い出す
- 最初はパートや派遣で現場感を取り戻す選択肢もある
ブランクがあることで自信を失いがちですが、薬剤師免許は消えません。一歩踏み出す勇気さえあれば、現場は戻ってきた人を受け入れてくれます。


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