薬剤師派遣を3年経験してわかったメリット・デメリット【体験談】

年代・状況別の転職

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「派遣薬剤師って実際どうなの?」と気になっている方へ。私は約3年間、派遣薬剤師として働いていた経験があります。

動機はシンプルで、バックパッカーとして旅をするために派遣を選びました。短期で稼いで旅に出て、お金がなくなったらまた短期で稼ぐ——そのサイクルを約3年間続けました。やってみてわかったリアルなメリット・デメリットを包み隠さずお伝えします。

この記事でわかること

  • 派遣薬剤師の実際の働き方・生活スタイル
  • 体験談ベースのメリット5つ・デメリット4つ
  • 派遣が向いている人・向いていない人
  • 派遣から正社員へ切り替えるタイミング

私が派遣薬剤師になった経緯

正直に言うと、最初の動機は「バックパッカーになりたかった」からです。薬剤師として働くことよりも、世界を旅することへの憧れが先にありました。

バックパッカーをするには、まずお金が必要です。そこで考えたのが「短期で稼いでサクッと辞めて旅に出る、お金がなくなったらまた短期で稼ぐ」というサイクルでした。薬剤師の短期派遣はこのライフスタイルと相性が抜群なんです。3〜4ヶ月だけ働いてまとまった収入を得て、また旅へ。しかも家具付きの住居まで用意してもらえる。旅に出たい人には本当におすすめの働き方です。

オーストラリアへの語学留学も、実は旅の途中に「英語が使えた方が旅の幅が広がる」と思ったから。留学が先にあったのではなく、旅ありきで語学を身につけようとしたんです。

正社員から派遣に切り替えるとき、最初は「こんなに時給が高くて大丈夫かな?なんか怪しいのかな」と不安になりました。でもそのときに考えたのが「最大リスクを考える」という思考法です。

派遣に飛び込んで失うものは何か?——今の正社員の自分と、少しの時間だけ。もし嫌になったらすぐに正社員に戻れる。それが薬剤師という資格の強みだ。

そう考えたら怖くなくなって、思い切って飛び込みました。今振り返っても、あの決断は正解だったと思っています。

派遣薬剤師のメリット5つ【体験談あり】

① 時給が高く、収入面で有利

派遣薬剤師の時給は正社員の時給換算よりも高く設定されていることが多いです。私が働いていた当時も、「これだけ稼げるなら派遣でいいや」と思うくらいには満足していました。特に地方での派遣は、都市部より時給が高めになる案件もあって、しっかり稼げた印象です。

② 住居が用意される案件が多い

地方派遣の場合、多くの案件で住居(レオパレスや提携マンション)が無償または格安で提供されます。私も複数の案件でレオパレスに住み込みで働きました。家賃ゼロで生活できるのは大きなメリットで、収入のほとんどを貯金や旅行に回せました。

③ さまざまな職場を経験できる

3〜4ヶ月ごとに職場が変わるので、調剤薬局・ドラッグストア・病院門前など、複数の環境を経験できます。「どんな職場が自分に合うか」を実際に体験しながら見極められるのは、正社員では得られない視点です。私はこの経験が後の転職活動で大いに役立ちました。

④ 人間関係のしがらみが少ない

正社員だと職場の人間関係に長期間縛られますが、派遣は期間が決まっているので「合わなくても数ヶ月の辛抱」と割り切れます。人間関係に疲れた後の立て直し期間として派遣を選ぶ薬剤師も多いです。

⑤ 地方の文化・観光を楽しめる

これは私だけかもしれませんが(笑)、地方派遣は休日に地元を観光できるのが楽しかったです。仕事で全国各地に行けるのは、旅好きにはたまらない副産物でした。現地の人と仲良くなれるのも派遣ならではの魅力でした。

派遣薬剤師のデメリット4つ【正直に言います】

① 職場に馴染むまでが毎回大変

これが一番しんどかったことです。新しい職場に行くたびに、システムの使い方・先生の処方の癖・スタッフとの関係づくりをゼロから始めなければなりません。「やっと慣れてきた」と思うころには契約終了、というサイクルが続くのは精神的に消耗しました。

② 賞与・退職金がない

派遣は基本的に賞与がなく、退職金もありません。時給は高くても、年収ベースで見ると正社員と比べてどうか、冷静に計算しておく必要があります。特に長期的なライフプランを考えると、ずっと派遣のままは不安になります。

③ キャリアが積みにくい

同じ職場に長くいないので、「この薬局に特化した専門性」や「管理薬剤師への昇進」といったキャリアアップはしにくいです。認定薬剤師の取得なども、職場のサポートが得られにくい場合があります。

④ 社会的信用が低くなりやすい

賃貸契約やローンの審査で派遣社員は不利になることがあります。私も地方でアパートを借りようとして苦労した経験があります。住居提供がない案件では、この点が痛手になることも。

派遣が向いている人・向いていない人

派遣が向いている人

  • ブランクがあって、まず現場感覚を取り戻したい人
  • 転職の方向性を決める前に複数の職場を見たい人
  • ライフイベント(育児・介護など)で柔軟な働き方が必要な人
  • 一旦人間関係をリセットして落ち着いて働きたい人

派遣が向いていない人

  • 安定した収入・賞与・退職金を重視する人
  • 同じ職場で長くキャリアを積みたい人
  • 人間関係を深く築くことにやりがいを感じる人

派遣から正社員へ切り替えるタイミング

私が派遣を終えて正社員に戻ったのは、「そろそろ腰を落ち着けたい」と思うタイミングが来たからです。旅もたくさんして、いろんな職場も経験して、「次はちゃんとしたキャリアを築こう」という気持ちになりました。

派遣から正社員へ切り替えるタイミングの目安はこのあたりです:

  • 結婚・育児など生活の安定が必要になってきたとき
  • 「この分野を極めたい」という軸が見つかったとき
  • 管理薬剤師や認定薬剤師など、キャリアアップを目指したくなったとき
  • 派遣生活に飽きてきた、新鮮さを感じなくなったとき

正社員への切り替えを考え始めたら、早めに転職エージェントに相談するのがおすすめです。派遣中でも並行して情報収集できますし、タイミングを逃さずに動けます。私が転職活動をしたときも、エージェントのサポートがなければ希望通りの条件では転職できなかったと思っています。

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まとめ

派遣薬剤師は「自由度が高い・時給が良い・住居付き案件がある」一方で、「馴染むのが大変・賞与なし・キャリアが積みにくい」というリアルがあります。

私は3年間の派遣経験を通じて、さまざまな職場を経験し、自分に合う環境の条件を見つけることができました。その後の転職活動でも、この経験が大きな武器になっています。

派遣を検討している方は、「期間限定の働き方として活用する」という意識を持つと、うまく使いこなせると思います。ぜひ参考にしてみてください。

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この記事は転職経験をもとにした個人の見解です。転職の判断はご自身の状況に合わせて慎重にご検討ください。

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